アマゾン・ウェブ・サービスは個人にもメリットがある

前回の記事で、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は個人利用する場合、コストがかかるという事を述べさせていただきました。

しかし、その反面、個人利用してメリットになるところも多くあるのも事実です。

一言で言うと、AWSのコストがかかるということは、そのかかったコストに見合った品質の良いサービスを受ける事ができるという事です。

私が使っているような低価格のレンタルサーバーは、一つ一つのサーバーに詰め込めるだけ客を詰め込みます。そのため一人当たりの負担は安くなるという仕組みです。

でもこれはセキュリティ上問題があります。

それは、同じサーバー(機器)に入っているユーザーからは、同じサーバーの他の客のデーターを見ようと思えば、見たり、編集、改ざん等が行うことが不可能ではないという点です。

そのため、私が入っているサーバー会社からは、ファイルのパーミッション(閲覧権限)にグループ内のユーザーへのアクセスが出来ない設定をするように喚起しています。

思い切った言い方をすれば、レンタルサーバーの価格が安ければ安いほど、住宅で言えば、一世帯の住居スペースを狭くして、一つの建物の中に、より多くの世帯を居住させることに似ていると言えるでしょう。

例えば、価格の安い公営住宅に住むようなものです。

一方、高価格なレンタルサーバーやアマゾンのAWSは、私はあまりAWSについてはその辺のところは詳しくないのですが、前回の記事で述べさせていただいた、AWSは大規模利用のため、すなわち大企業向けに設計されている事より、一人当たりのサーバーのスペースは十分に確保されていることが予想できます。

住居で言えば、有名マンション会社が建築・運営する一世帯、一世帯に広いスペースのあるマンションのようなものだと思います。

ですから、料金が高いという事は、安全を買っていると言えるかもしれません。安全はただじゃないという事です。

と言いつつ私は安いレンタルサーバーに入っているのですが。

アマゾンのAWSでは、セキュリティのために、一月1ドルという安価な価格で、データーの暗号化を行うことができます。

それに、グーグルドライブやワンドライブの個人版のように、預けたデーターを広告などの他の目的に使われる事は、AWSではそれほど無いと予想することが可能です。

その理由は、アマゾンが扱っている顧客は大企業であり、もしも大企業から預かったデーターを勝手に他の目的に使う事はないだろうと思うからです。それがバレれば、たちまちにして大企業あるいは大規模顧客の信用を失ってしまうリスクがあります。

大規模顧客のデーターを勝手に使わない事はアマゾンのみならず、マイクロソフトでも、法人向けストレージサービスをはじめとするデーターを会社内で共有化するためのサービスでは、行われている事です。

アマゾンは世界中にサーバーを配備しており、日本で預けたデーターでも、世界各地のサーバーにそれも3台に同じデーターを保存しています。(データーを預けるときのプランによっては、2台に保存)

ほとんど、自分でバックアップを取る必要がないほどです。

大企業が預けるデーターは、その量も大規模なものになり、バックアップするのも大変ですが、世界各地の三台にデーターが保存されていると、バックアップの必要も無いくらいデーター損失のリスクは低いです。

これは大規模顧客には大きなメリットであると同時に、個人の顧客もその恩恵にあずかることができます。

私などは仕事用のデーターをバックアップするのが大変で、自分で借りているOneDrive(ワンドライブ)をはじめ、無料のグーグルドライブにバックアップを取っています。大変な手間と時間がかかります。

自宅のインターネット回線はADSLでしかもNTTから遠いからか、データー転送時の速度はひどい時で10KB/秒あるかないかです。

ADSLとは、普通の電話回線を使って、電話で話すときには使わない高周波数の信号でデーターを送る手段ですが、回線を管理しているNTTから遠ければ(だいたい3キロメートル以上離れてしまうと)極端に転送速度が遅くなってしまいます。

以前は今ほど遅くなかったのですが、時代はひかり通信ですから、ADSL顧客数が減って、ADSLの回線数を減らしたのかもしれません。

その点、アマゾンに会社の全部のデーターを預けられたらその手間や時間はかかりませんからどれほど楽かと痛感します。

本当に真面目な話で、お金を取るか時間や手間を取るかです。

現状では訳あって、私はすべてのデーターをアマゾンには預けていませんが、使い始めたのが昨年2018年の12月15日ですから、まだ使い慣れていない点が多く、そこまで踏み込めませんでした。

仕事用のデーターの容量は約12ギガバイトほどですから、やろうと思えばやれない事はないと思います。

インターネットを使っていていつも思うのは、安全はだだではなく、お金がかかるという事です。

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