ソフトバンクのFTTR 一部の東海地方で試験運用中

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この記事は、2017年10月07日に、FC2ブログからこちらのサイト(kazushikato.info)へ移転したものです。

FTTRとはADSLとFTTH(光ファイバー)をあわせた技術のことです。
NTTの電話局からお客さんの家の近くまでは光ファイバーで結び、近くの電柱からはすでにある銅線の電話線を通して家庭に引き込みます。
このため、光ファイバーを家庭内へ引き込むための工事が不要になるということです。
ソフトバンクとしてはあくまでも試験運用といっております。ソフトバンクは各地で試験的に有料で地域限定のFTTRサービスをしているようです。
一方参照記事中にはコストの問題を挙げていました。光ファイバーを電柱の上でメタル回線に変えるための機材を電柱上に配置しなければならず、これらの機材は常に雨風にさらされるため維持費がかかってしまうのではということです。
サービスを提供した側にとっては、長い目で見れば光ファイバーを屋内に引き込んだ方が企業側のコストは少なくなるのではないかという声もあります。
しかしそんな声をよそに現にソフトバンクは試験運用を続けております。その目的は何なのでしょうか?
それはやはりコストを下げるということのためだと思います。例えば団地のそばまで光ファイバーを引いてしまえば後は電柱の上にメタル(銅線)回線への変換機と分配器を置けば団地すべてへの回線の供給が可能になります。
変換機が雨風にさらされ続けて短い期間で交換し続けなければならないとしても、もしも変換機自体を安く作ることができれば、各家庭へ光ファイバーを引くよりも安く済むかもしれません。
現にソフトバンクはそのサービスの一つであるYahoo!BBのADSLで使うモデムはかなりの安値で作っているといいます。(実際に家で使っているYahoo!BBのモデムは以前使っていたイーアクセスのモデムやアッカのモデムに比べると一目で安っぽく見えます)
来るべき光IP電話やインターネットの競争激化に備えてコストの安い方法を模索しているのだと思います。そしてひょっとすると光ファイバーすら超えて次の通信手段まで踏み込んで考えているかもしれません。
それなら光ファイバーでの通信はほんの過渡期に過ぎず、次世代の通信手段を考慮に入れているのかもしれません。そのために光ファイバーにはあまり本格的に設備投資をしたくないのかも知れません。
ソフトバンクはまた競争激化による解約者、新規加入者の頻繁な入れ替わりまで考えているのだと思います。せっかく家庭内まで引いた光ファイバーを短期間で解約されればその光ファイバーを撤去する費用もかかります。家庭内まで引いたりはずしたりが頻繁に起これば例え雨ざらしで機材の持ちが悪く、しょっちゅう新しい機材を電柱に乗せるコストがかかってもかえって安く済むかもしれません。
現在行われている試験運用もこの辺のコスト試算が目的だと思われます。

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